25: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:25:40.79 ID:akEPncPz0
どれくらい経ったのだろうか。
あたしは、まだ生きているみたいだった。
26: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:26:08.41 ID:akEPncPz0
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27: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:27:05.02 ID:akEPncPz0
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杏子「うっ...」
医者「目が覚めたかい?」
28: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:27:38.23 ID:akEPncPz0
世間では、あたしたちは強盗事件の被害者として扱われている。
一命を取り留めた母さんとモモがそう証言したらしい。
29: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:28:04.40 ID:akEPncPz0
病室
杏子「母さん、身体は大丈夫?」
30: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:28:32.80 ID:akEPncPz0
見た目には、大分酷い怪我のようだったが、そこはやはり魔法少女。
回復魔法は得意ではないが、ものの三日ほどで傷は治ってしまった。
31: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:29:35.77 ID:akEPncPz0
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佐倉さんが私に姿を見せなくなってから、数週間が経過した。
32: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:30:12.04 ID:akEPncPz0
マミ「たしかこの辺りに...あった」
それほど多くは訪れていなかったので、地理には不安があったが、なんとか辿りつくことができた。
33: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:30:39.30 ID:akEPncPz0
流石におかしいと感じた私は、すぐに教会の扉を叩いた。
マミ「ごめんください。巴マミです。なにかあったんですか?」
34: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:31:11.30 ID:akEPncPz0
真っ先に目に入ったのは、椅子の上に立ち、天井から吊るされたロープで、今にも首を吊ろうとしている佐倉さんのお父さん。
なにをしているのか?決まっている。
35: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:31:44.87 ID:akEPncPz0
床には、大量の血が飛び散っていた。
マミ「なんで...」
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