人攫い「つまり、俺はお前を買い戻したのさ」奴隷「どうして、ですか……?」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:49:43.44 ID:ZX8U6ErMO
「いくら?」
「銀貨1枚と銅貨3枚でございやす」

銀貨1枚と、銅貨3枚。
それが私の値段でした。
ご主人様はその対価を払い、私を買いました。

「腹、減ってるだろ?」

奴隷である私を買ったその日。
ご主人様は私にご飯を食べさせてくれました。
なにぶん、ロクな食べ物を口にしてないもので詳しく説明出来ませんが、美味しかったです。

「ご馳走さまでした」
「おう。たらふく食って、もっと太れ」

たくさんご飯を食べて太ること。
それがご主人様の最初の命令でした。
なので、私は一生懸命太りました。

「太りすぎだな」
「ごめんなさい」
「痩せすぎよりはマシだけど、太りすぎも身体に良くないからもう少し痩せた方がいい」
「わかりました」

その日から1週間、私は何も食べませんでした。
すると、なんだか頭がクラクラしてきて。
目の前が真っ白になって、意識を失いました。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:50:45.75 ID:ZX8U6ErMO
「おい、大丈夫か?」
「ご主人、様……?」
「急にぶっ倒れるからびっくりしたぞ」

目が覚めると、傍にはご主人様が居て。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:51:37.21 ID:ZX8U6ErMO
「俺の娘は身体が弱くて、薬が必要だった」

その薬を買う為に、お金が必要だったこと。
それは普通の仕事で賄える金額ではなくて。
故にご主人様は人攫いに手を出したらしく。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:52:26.15 ID:ZX8U6ErMO
「ご主人様」
「なんだ? 言いたいことがあるなら、全部聞く。だから、思うがままに吐き出してくれ」

そう言われてもたいした話ではないのですが。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:53:04.16 ID:ZX8U6ErMO
「ご主人様……」

いけないと知りつつも、私は泣き疲れて眠ったご主人様の髪の毛に触れて、頭を撫でました。

「もしも、これが夢ならば、どうか……」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:53:41.81 ID:ZX8U6ErMO
「本当に町に帰らなくていいのか?」
「はい。町には帰りません。お気遣いくださり、誠に感謝しております」

後日、ご主人様は私を元居た町へ帰して下さろうとしましたが、丁重にお断りしました。

以下略 AAS



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