人攫い「つまり、俺はお前を買い戻したのさ」奴隷「どうして、ですか……?」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:53:04.16 ID:ZX8U6ErMO
「ご主人様……」

いけないと知りつつも、私は泣き疲れて眠ったご主人様の髪の毛に触れて、頭を撫でました。

「もしも、これが夢ならば、どうか……」

その寝顔に口付けをして、私は願います。

「どうかこの無価値な私を、愛してください」

奴隷には過ぎた願いです。
そんなことはわかっています。
それでも、この日、この夜だけは。
私は図々しく、厚かましくもそう願いました。

しかし、ご主人様は起きる気配がなく。

「……添い寝してくださるだけでも充分です」

それだけでも充分に満足であると思い直し。
私は枕を近づけて、ご主人様と眠りました。
余談ですがこの夜、私は生まれて初めて、切ない夜というものを経験し、恥じ入りました。


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