人攫い「つまり、俺はお前を買い戻したのさ」奴隷「どうして、ですか……?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:50:45.75 ID:ZX8U6ErMO
「おい、大丈夫か?」
「ご主人、様……?」
「急にぶっ倒れるからびっくりしたぞ」

目が覚めると、傍にはご主人様が居て。
ふかふかのベッドはご主人様のもので。
私は夢を見ているのかと、思いました。

「ご主人様……ごめんなさい」
「どうしたんだ、いきなり」
「私は不器用で、なんのお役にも立てません」

寝ぼけながら、私はご主人様に謝りました。

「せっかく買って頂いたのに、私は……」
「そんなこと、気にするな」
「ですが……」
「俺がなんでお前を買ったか、わかるか?」

ご主人様は優しそうなお顔でそう尋ねました。

「わかりません」
「じゃあ、教えてやる。いいか、よく聞け」

ご主人様は真剣なお顔をされこう諭しました。

「俺は昔、人攫いを生業にしていた」
「そう、だったのですか……?」
「そもそもお前を田舎町から攫って、奴隷商に売り払ったのは俺なんだ。驚いたか?」
「……驚き、ました」

まさに寝耳に水で話が飲み込めませんでした。

「つまり、俺はお前を買い戻したのさ」
「どうして、ですか……?」
「話せば長くなるんだが、俺には娘が居てな」

枕元に灯る蝋燭を見つめながら、人攫いだったご主人様は、滔々とご自分の過去を明かされました。


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