アンチョビ「一万回目の二回戦」
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25: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:20:49.94 ID:l6pE73h60

 三度目だ。三度目である。
 つまり、私の身に起きているこれは、タイムスリップなどではなかったということだ。

 ループしている。
以下略 AAS



26: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:24:22.06 ID:l6pE73h60

 途端に背筋が寒くなった。

 意気揚々と大洗との試合に臨んでいた自分を責めたくなってくる。

以下略 AAS



27: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:26:25.56 ID:l6pE73h60

「うぅ……ダメだダメだ! そんなこと、考えてはっ!」

 しかし、考えなければ答えには辿り着けない。
 だから陰鬱した気分になりながら必死に考えたのに、答えがどこに落ちているのかすら、私にはわからなかった。
以下略 AAS



28: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:28:35.78 ID:l6pE73h60

「うわあぁああ今日は朝まで飲むぞーっ!」

「ドゥーチェ、テンション高いっすねーっ!」

以下略 AAS



29: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:29:37.23 ID:l6pE73h60

「あぁー……」

 自然と声が漏れて、ベッドへ体を放る。

以下略 AAS



30: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:31:53.93 ID:l6pE73h60

 ――――。

 そう、そうだ。

以下略 AAS



31: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:33:57.82 ID:l6pE73h60

 とんとん。

 と、ふいにドアがノックされた。

以下略 AAS



32: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:35:31.75 ID:l6pE73h60

「ドゥーチェ、もしかしてこれで四度目ではないですか?」

 …………。

以下略 AAS



33: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:37:25.62 ID:l6pE73h60

 私は頭が混乱してどう表現して良いのかがわからなかったが、何とか気を落ち着かせて、一言だけ絞り出す。

「お前もなのか?」

以下略 AAS



34: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:38:23.98 ID:l6pE73h60

 すうっと、背中に載っていた重荷が下ろされるのを感じた。
 真っ暗闇の夜道に光が灯った。

 そうか、私だけではなかったのか。
以下略 AAS



35: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:39:27.60 ID:l6pE73h60

「ドゥーチェ、泣いてますか?」

「泣いてない! 嬉しいだけだ!」

以下略 AAS



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