アンチョビ「一万回目の二回戦」
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28: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:28:35.78 ID:l6pE73h60

「うわあぁああ今日は朝まで飲むぞーっ!」

「ドゥーチェ、テンション高いっすねーっ!」

 私は叫び、日付が変わるまで宴会を続けた。
 思考を切り離して、ただただバカになって、アンツィオのみんなと笑い合った。

 時計の短針が12を示す。

 目蓋を閉じ、再び開けば見える景色が変わっていた。

 灰色の天井。二段ベッドの上。
 ペパロニの寝息が聞こえるここは、学園艦の自室だ。

 一秒前までの喧噪は消え去り、私は一人、ぽつんとベッドに寝そべっていた。



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