アンチョビ「一万回目の二回戦」
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26: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 22:24:22.06 ID:l6pE73h60

 途端に背筋が寒くなった。

 意気揚々と大洗との試合に臨んでいた自分を責めたくなってくる。

 記憶だけを有したまま、永遠に終わらない十日間の中へ放られる。
 いつまで経っても終わりはやってこない。
 ずうっとずうっと、途方もなく続く世界の中へ放られるんだ。

 もしかしたら死んだら終わりが来るのかもしれないが、そんな想像はしたくもない。

 ……けれど、死か永遠かという選択なら、前者の方が幾分かマシなのかも。



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