21: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:11:58.28 ID:AHfhRj3X0
Pe「ハァハァ」
芳乃「助平薄型書物時空のそなたでしてー」
22: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:12:57.75 ID:AHfhRj3X0
◆◆◆◆
〜やがて日は暮れて〜
23: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:14:30.13 ID:AHfhRj3X0
○
芳乃「そなた、すみませぬー。このようなことになるとはー」
24: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:15:00.70 ID:AHfhRj3X0
P「ということで、プレゼントを用意してたんだ。ささやかだが……ん? あれ?」
P「………………あ」
25: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:17:42.87 ID:AHfhRj3X0
○オマケ
依田芳乃に関して言えば、実は結構わからないことが多い。
26: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:19:38.83 ID:AHfhRj3X0
○
あれはうちの部署が稼働しだして間もない、春の盛り。
27: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:20:27.29 ID:AHfhRj3X0
「ええと、君は……?」
「気脈に動きが生じましたゆえー。人を探し、わたくしを呼ぶ声を追いたるところ、此処にー……」
28: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:21:20.72 ID:AHfhRj3X0
「って、じゃなくて。オーディション希望の子かな? それなら俺じゃなく、まず応募から……」
「わたくしは、そなたに会いに来たのですー」
ふんわりとした彼女の微笑みは、見る者を惹き付け、心を安らげる不思議な魅力があった。
29: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:22:00.53 ID:AHfhRj3X0
「そなた。お顔を、もう少しこちらへー……」
「顔? こうかな……むぎゅっ!?」
いきなり抱き寄せられた。
30: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:23:07.09 ID:AHfhRj3X0
「あら――」
と、聞き慣れた声に正気に戻る。
31: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/04(木) 00:23:54.84 ID:AHfhRj3X0
○
かくして依田芳乃は、我が事務所の二番目のアイドルとなった。
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