納豆キムチ女「……納豆キムチの味がする」納豆キムチ男「……当たり前だろ」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:07:00.67 ID:luxIPjs0O
短いオリジナル短編を二作品投稿します。
最後まで、お愉しみください。

それでは以下、本編です。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:08:28.65 ID:luxIPjs0O
「好きな食べ物は、納豆キムチご飯です」

小、中、高と、同じ自己紹介を耳にした。
またかと思いつつ、横目で様子を伺う。
眼鏡を掛けた、ショートカットの女子生徒だ。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:09:59.66 ID:luxIPjs0O
「なあ、納豆キムチ女」
「えっ? なんですか……?」

数ヶ月が経過した、放課後の教室にて。
帰ろうとしていた納豆キムチ女に声を掛けた。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:11:33.04 ID:luxIPjs0O
「とりあえず、上がれよ」
「……お邪魔します」

帰宅して、納豆キムチ女を家に上げる。
共働きの両親は不在で、2人きりだ。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:13:33.71 ID:luxIPjs0O
「これ、付属の醤油だけじゃないよね?」
「市販の醤油も足してある」
「キムチが入ってるのに、カラシまで」
「おっ? 隠し味に気づいたか」
「……実は、私もよくやる」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:15:12.47 ID:luxIPjs0O
「ふぅ……美味しかった」
「なら、さっさと帰れ」
「うん……お邪魔しました」

あっという間に、ペロリと完食して。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:23:48.03 ID:luxIPjs0O
二作品目は書いてからしばらく時間が経ってしまったので、新年のネタが含まれておりますが、どうかお気になさらずに。

それでは以下、二作品目です。


8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:24:43.04 ID:luxIPjs0O
「男の人は、ぽっちゃり系が好きらしいね」

一概には言えないけれど、好きな男は多い。

「君も肉付きの良い女の子が好きだろう?」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:25:55.18 ID:luxIPjs0O
「ちょっと太っ……」
「太ったとか抜かしたら折檻するぞ!」
「……ちょっと、ぽっちゃりした?」
「ちょっとね! ほんのちょっとだけさ!」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:27:00.47 ID:luxIPjs0O
「ひぅっ!?」
「ガツガツ」
「痛い痛い! 噛むのは禁止!」

つまむのは良くても噛むのは良くないらしい。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:28:27.34 ID:luxIPjs0O
「ふぅ……お腹はもういいよ」
「ご馳走さまでした」
「はい。お粗末さまでした」

満足したらしい。俺も大満足だったの、だが。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:29:47.80 ID:luxIPjs0O
「いいかい? まずは優しく撫でてみて」
「失礼します」
「んっ……どうだい?」
「すげースベスベで、めちゃくちゃ柔らかい」
「ふふっ。気に入ってくれたようで何よりだ」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:31:08.95 ID:luxIPjs0O
「ひゃんっ!?」

乾いた音が鳴り響き、嬌声が耳朶を打つ。

「痛くないの?」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:33:07.16 ID:luxIPjs0O
「ごめんね」
「ん?」
「君を試すような真似をして、ごめんなさい」
「どういう意味?」
「君が僕のことを好きかどうか、知りたくて」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:34:22.20 ID:luxIPjs0O
「フハッ!」

腹の底から込み上がった愉悦を、ぶちまけた。

「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:35:43.16 ID:luxIPjs0O
「僕が思うに、理解出来ないから怖いのさ」

事後、お尻を拭きながら、彼女は解説をした。

「自分にわからないことを、人は恐れるんだ」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/22(土) 23:38:29.03 ID:luxIPjs0O
以上となります。

二作品目はちょっと自分でもおかしいと思ったので、長いことお蔵入りだったのですが、久しぶりに読み返してみたらこれはこれでありかもしれないと思い、投稿しました。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!


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