1:名無しNIPPER[sage]
2019/05/22(水) 09:27:31.61 ID:hLslqOADO
ｶｼｬ ｶｼｬ
―撮影所に響くシャッター音
「じゃあ、ちょっと足を広げて」
―そうカメラマンが言うと、少女――マイクロビキニを着用した10代前半と思われる子が答え
「こ……こうですか？」
ｽｯ
―だが、カメラマンはしかめっつらをしたまま
「もう少し……こう」ｸﾞｯ
「あっ…み、見えちゃう……」
―足を広げると、マイクロビキニのクロッチの部分から……大事な部分が見えそうになる
「大丈夫だから。――もっと下のを下げてみて」
「え………その……もっと？」ｵｽﾞｵｽﾞ
―ただでさえ見えかかっているのに、更なる指示が飛び困惑する少女
「え、と……」
―思わず自分のプロデューサーの方を――助けを求めるように見る
「……」
（そん……なぁ……）
―彼女の願望という名の期待とは裏腹に、プロデューサーは何も言わなかった
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage]
2019/05/22(水) 09:38:18.29 ID:hLslqOADO
「……あー、ダメダメ。中止。中止ね！」
「……あ」
（ほっ……）
3:名無しNIPPER[sage]
2019/05/22(水) 09:47:20.85 ID:hLslqOADO
ｺﾂｺﾂ
―先程の撮影場所から離れ、さらに地下室に入る
（やだなぁ……）
4:名無しNIPPER[sage]
2019/05/22(水) 09:54:18.34 ID:hLslqOADO
―あらかた少女を縛り終わり、床に寝かせた
―ふと気配に気がつく
「ほー」
5:名無しNIPPER[sage]
2019/05/25(土) 11:33:26.85 ID:jx3Bw7BDO
―しかし叫ばれた側――褐色の少女の反応は
ｶﾞｼｯ
「うおっ！？」
6:名無しNIPPER[sage]
2019/05/25(土) 11:40:16.11 ID:jx3Bw7BDO
「あー……申し訳ございませんでした……『ローグファンガー』さん」
「まぁ、とりあえず久川嬢の確保と、現場の処理は頼むぞ」
「おまかせくださいですよー」
7:名無しNIPPER[sage]
2019/05/26(日) 11:36:49.64 ID:Uk/2k38DO
ｽｯ
（その少女に手を借り、立ち上がる私）
（ふと、足元に――さっきまでプロデューサーと呼んでいた――男が悶絶している）
8:名無しNIPPER[sage]
2019/05/26(日) 11:46:10.62 ID:Uk/2k38DO
「おー、『キャットシットワン』さん」
「私と『クリムゾンライフ』はまだ捜索があるから……」
「……美穂さんと響子さんですね」
9:名無しNIPPER[sage]
2019/05/26(日) 11:52:43.21 ID:Uk/2k38DO
ｳﾞｫﾛﾛﾛﾛ
―快適とは言い難いドライブも終点に近づく
―ある建物に近づくと完全に停止した
10:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 21:59:22.95 ID:VAzFDPqDO
―CGプロ
―客間
―少女と一緒に待っていると、凪の前の席に一人の男がやってきた
11:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 22:01:12.32 ID:VAzFDPqDO
P「まぁとりあえず……」
P「君さえよければウチに……もちろん、普通のアイドルとしてだが」
12:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 22:02:19.52 ID:VAzFDPqDO
アイドルマスターシンデレラガールズの久川姉妹のＳＳになります
こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします
13:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 22:16:58.33 ID:VAzFDPqDO
―一通りの書類を済ませ、モバPと呼ばれた男は二人を解散させた
ライラ「では、アイスを買いに行きましょう」ﾆｺﾆｺ
凪「えっ？でも……さっき」
14:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 22:27:25.85 ID:VAzFDPqDO
ﾊﾞﾀﾝ
―二人が外に出ると幸子達はようやく口を利く
幸子「いつもと違って、警告とかないんですか？……ほら、ほたるさんの霊を退治した時とか」
15:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 22:30:53.76 ID:VAzFDPqDO
―そしてその恐れは的中する
―コンビニでの帰り道
ライラ「〜♪」
16:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 22:40:32.06 ID:VAzFDPqDO
「た、大変だ！ビルの壁が！」
ﾋｭｰ
―老化したビルの壁が劣化し、二人の上に襲い掛かる
17:名無しNIPPER[sage]
2019/06/05(水) 14:46:13.69 ID:LtIKurfDO
―あまりの出来事に凪が動けずにいる間も、回りの人は救急車や警察を呼んでいた
「えぇ、一人の女の子が……はい、多分知り合いらしい人の腕を持ったまま」
―事情を知らなければ猟奇事件真っ青だが、ビルの壁が降ってきたとなれば別だ
18:名無しNIPPER[sage]
2019/06/05(水) 14:55:53.56 ID:LtIKurfDO
ﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯ
―再び気がついたのは病院のベッドの上だった
凪（ここは……）
19:名無しNIPPER[sage]
2019/06/05(水) 15:00:56.90 ID:LtIKurfDO
凪「……見られた……あんなことがあったばかりなのに……」
P「だから不幸な事故だって」
20:名無しNIPPER[sage]
2019/06/24(月) 07:21:06.21 ID:NsR9awVDO
―たいした怪我もないということで、即日退院した凪
―しかし
凪（何か……誰か見ている？）
21:名無しNIPPER[sage]
2019/06/24(月) 07:27:57.65 ID:NsR9awVDO
―事務所
―とりあえずPは、ライラを護衛につけて凪は帰させた
―そして
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