4:名無しNIPPER[sage]
2019/05/22(水) 09:54:18.34 ID:hLslqOADO
―あらかた少女を縛り終わり、床に寝かせた
―ふと気配に気がつく
「ほー」
「ライラさんは女の子をいじめるのはいけないと思いますがー」
「へっ」
―見知らぬ金髪褐色の少女がそこにいた
「だ、誰だ!」
「ライラさんはー、名乗るものではございませんがー、ライラさんと言いますよー」
―純粋無垢な話し方で話す少女の目は清んでいて、なおかつこの場にいる全員の顔を見ているようであった
「じゃなくて……どうやってここに……」
「それはー、そこの扉からでございますよー」
―そう言って開けっ放しになっている扉を指差す
「いつの間に開いていたんだ?」
「まぁいい……お前も同じようにしてやるよ」
―そう言って褐色の少女に近づく
「だ、駄目っ――逃げてー!」
―縛られた少女が渾身の叫びをあげる
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