10:名無しNIPPER[sage]
2019/05/29(水) 21:59:22.95 ID:VAzFDPqDO
―CGプロ
―客間
―少女と一緒に待っていると、凪の前の席に一人の男がやってきた
モバP(以下P)「ようこそ。我がプロダクションへ」
凪「はぁ……どうも」
凪(この男性が……?そうには見えないけど)
P「どうもとはご挨拶だな……まぁ、無理もないか」
ライラ「今回の作戦は、すべてモバPさんが立案されたのですよ」
P「こらこら。口の軽いヤツめ……そういえば、木場さんから聞いたぞ。また自分の名前をしゃべったそうだな」
ライラ「あ…ぉ……申し訳ありませんのです……」
P「今回、ハーゲンダッツからホームランバーに格下げだ」
ライラ「そんなぁ〜」ドンヨリ
―どうにもあれだけのことを実行した人たちにしては、何気ない会話
―だが、凪には――数年ぶりに聞くたわいもない会話だった
凪「……くくっ」
P・ライラ「?」
凪「いえ……ごめんなさい。こういう会話が久しぶりだった……」
凪「本当に……」
―そう言いながら一筋の涙を流す
ライラ「わわっ、凪。どこか痛いのですか?」
凪「違い……ます。本当に……」
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