北条加蓮「藍子と」高森藍子「膝の上で ごかいめ」
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21:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:08:52.37 ID:duD4RqRD0
加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「…………いくらなんでも、おでこ叩くことってなくない?」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:09:21.91 ID:duD4RqRD0

□ ■ □ ■ □


藍子「コーヒー、ありがとうございます。店員さん」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:09:52.32 ID:duD4RqRD0
加蓮「いただきます」

藍子「いただきますっ」

加蓮「……、」ズズ
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:10:22.21 ID:duD4RqRD0
加蓮「……なんだかさ」

藍子「?」

加蓮「慣れちゃった。ここ」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:10:52.78 ID:duD4RqRD0
藍子「う〜ん。私は、こうして隣にいてくれるのも好きですよ。側にいる、って感じがして」

加蓮「分かるけどね。あとほら、膝に乗っけてもらってる時は別にそうでもないんだけどさ。藍子のすぐ隣で座ってると、そわそわしちゃって」

藍子「私には、落ち着いているように見えますけれど……。あっ、でも、靴のつま先、ちょっとだけ跳ねちゃってる」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:11:22.14 ID:duD4RqRD0
加蓮「それにさ。これはアレだよ。そわそわしてるとかじゃなくて。私はアイドルだから、つい歌のテンポを刻んじゃうんだよ」

藍子「ここはカフェなのに?」

加蓮「カフェだからって気を抜いていい理由にはならないでしょ。いつステージに上がらされるか分からないのよ?」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:11:52.03 ID:duD4RqRD0
加蓮「いやいや。ほら、よくあるじゃん。ドッキリ仕掛けてる側だと思ったら落とし穴に落とされるヤツ」

藍子「落とし穴……!?」

加蓮「大丈夫。怪我しないようにちゃんと工夫してあげるから」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:12:22.04 ID:duD4RqRD0
加蓮「撮影会、したいの? ならPさんに話してみるけど?」

藍子「う〜ん……。やっぱり、オフの時はゆっくりしましょ?」

加蓮「だよねー」ズズ
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:12:52.14 ID:duD4RqRD0
藍子「撮影会より……やるなら、LIVEの方がいいかも……」

加蓮「……、」コト

加蓮「ホント、急にスイッチが入ったね。そんなに加蓮ちゃんのカフェマジックは効果てきめんだったの?」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:13:21.88 ID:duD4RqRD0
藍子「カフェのステージも、それから――お花見の、LIVEも」

藍子「とても……とてもとても、とっても楽しくて」

藍子「だから、もっと加蓮ちゃんといっぱい歌いたくてっ」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:13:52.03 ID:duD4RqRD0
加蓮「……言っとくけど、今回のは手加減してあげただけだからね? 藍子は復活直後だったし」

藍子「へ?」

加蓮「あんなのんびりまったりしただけのLIVE、普通ならやらないんだからね。アンタ達に合わせてあげただけだっていうの、忘れないようにしてよ?」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:14:22.11 ID:duD4RqRD0
加蓮「あ、そうだ。響子が最初なんか緊張してたのってさー」

藍子「はい」

加蓮「あれ多分、即興のユニットに藍子がいたからじゃないの? 私は前に響子と歌ったことあるし」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:14:52.17 ID:duD4RqRD0
藍子「そういう意味じゃないですよ! あくまで役というかハマっているってことで、褒めているつもりで……。もういいです、じゃあ加蓮ちゃんだけが黒幕でいいです!」

加蓮「どうせなら藍子もなれば? 黒幕」

藍子「黒幕ってそうやってなるものでしたっけ!?」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:15:25.72 ID:duD4RqRD0
加蓮「でもさ、マジな話になるけど……」

藍子「……!」ゴクッ

加蓮「……そこまで身構える必要ないよ?」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:15:52.06 ID:duD4RqRD0
加蓮「……でも、なんだろ。まだ私の中にもっと別の――」

加蓮「別の、じゃないのかも。私の知らない私? が、いたりするのかな」

加蓮「それだったら、もっと藍子と一緒に歌いたいっていうのも……」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:16:22.08 ID:duD4RqRD0
藍子「あ、だからといって、私はもう加蓮ちゃんから離れませんからね。それだけは、絶対ですっ」

加蓮「ったく、アンタは一体どこにいたいのよ……」

加蓮「……藍子」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:16:51.77 ID:duD4RqRD0
加蓮「うわ!? ……至近距離で叫ぶのやめてよ、耳が痛いでしょっ」

藍子「あ、ごめんなさい。でもっ……えっ、ええ!? 加蓮ちゃんと、響子ちゃんが――!?」

加蓮「分かった。アンタなんか訳分かんない誤解してるから。うん。冗談言った私が悪かった。ごめん」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:17:21.75 ID:duD4RqRD0
加蓮「まぁ……また歌う機会があればいいね。いつもライバルで、バトルとかばっかりしてるけど。たまにはこういうのも悪くないかも、ね」

藍子「はいっ」

加蓮「っと。コーヒーごちそうさまでした」パンッ
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:17:51.98 ID:duD4RqRD0
藍子「はい、どうぞっ♪」ポンポン

加蓮「…………逃さない?」

藍子「はい。逃しませんっ」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:18:21.70 ID:duD4RqRD0
藍子「ね、加蓮ちゃん」

加蓮「何。藍子」

藍子「……ううん。なんでもないっ」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:18:51.93 ID:duD4RqRD0
加蓮(……考え過ぎか、そうじゃないか。変わったか、変わってないか)

加蓮(ここ最近、いろんなことがあったけど)

加蓮(そうだよね)
以下略 AAS



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