北条加蓮「藍子と」高森藍子「膝の上で ごかいめ」
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35:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:15:52.06 ID:duD4RqRD0
加蓮「……でも、なんだろ。まだ私の中にもっと別の――」
加蓮「別の、じゃないのかも。私の知らない私? が、いたりするのかな」
加蓮「それだったら、もっと藍子と一緒に歌いたいっていうのも……」
加蓮「ふふっ。そこは藍子と同じなのかもね、私」
藍子「……、」コトン
藍子「それなら、私は……そこは、加蓮ちゃんと同じなのかも」
加蓮「? だからそう言って、」
藍子「ううん。色んな加蓮ちゃんが――あなたもまだ知らない加蓮ちゃんが、あなたの中にいるのだとしたら」
藍子「きっとそれは、私が隣にいない時に、表に出てくるでしょうから」
藍子「私は、そんな加蓮ちゃんが……」
藍子「自分の知らない自分を見つけた時に、加蓮ちゃんが戸惑ったり、不安にならないように、正面で、向かい合って見ていたいです」
藍子「だから、加蓮ちゃんと同じっ」
加蓮「……そか」
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