北条加蓮「藍子と」高森藍子「膝の上で ごかいめ」
↓ 1- 覧 板 20
30:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:13:21.88 ID:duD4RqRD0
藍子「カフェのステージも、それから――お花見の、LIVEも」
藍子「とても……とてもとても、とっても楽しくて」
藍子「だから、もっと加蓮ちゃんといっぱい歌いたくてっ」
31:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:13:52.03 ID:duD4RqRD0
加蓮「……言っとくけど、今回のは手加減してあげただけだからね? 藍子は復活直後だったし」
藍子「へ?」
加蓮「あんなのんびりまったりしただけのLIVE、普通ならやらないんだからね。アンタ達に合わせてあげただけだっていうの、忘れないようにしてよ?」
32:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:14:22.11 ID:duD4RqRD0
加蓮「あ、そうだ。響子が最初なんか緊張してたのってさー」
藍子「はい」
加蓮「あれ多分、即興のユニットに藍子がいたからじゃないの? 私は前に響子と歌ったことあるし」
33:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:14:52.17 ID:duD4RqRD0
藍子「そういう意味じゃないですよ! あくまで役というかハマっているってことで、褒めているつもりで……。もういいです、じゃあ加蓮ちゃんだけが黒幕でいいです!」
加蓮「どうせなら藍子もなれば? 黒幕」
藍子「黒幕ってそうやってなるものでしたっけ!?」
34:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:15:25.72 ID:duD4RqRD0
加蓮「でもさ、マジな話になるけど……」
藍子「……!」ゴクッ
加蓮「……そこまで身構える必要ないよ?」
35:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:15:52.06 ID:duD4RqRD0
加蓮「……でも、なんだろ。まだ私の中にもっと別の――」
加蓮「別の、じゃないのかも。私の知らない私? が、いたりするのかな」
加蓮「それだったら、もっと藍子と一緒に歌いたいっていうのも……」
36:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:16:22.08 ID:duD4RqRD0
藍子「あ、だからといって、私はもう加蓮ちゃんから離れませんからね。それだけは、絶対ですっ」
加蓮「ったく、アンタは一体どこにいたいのよ……」
加蓮「……藍子」
37:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:16:51.77 ID:duD4RqRD0
加蓮「うわ!? ……至近距離で叫ぶのやめてよ、耳が痛いでしょっ」
藍子「あ、ごめんなさい。でもっ……えっ、ええ!? 加蓮ちゃんと、響子ちゃんが――!?」
加蓮「分かった。アンタなんか訳分かんない誤解してるから。うん。冗談言った私が悪かった。ごめん」
38:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:17:21.75 ID:duD4RqRD0
加蓮「まぁ……また歌う機会があればいいね。いつもライバルで、バトルとかばっかりしてるけど。たまにはこういうのも悪くないかも、ね」
藍子「はいっ」
加蓮「っと。コーヒーごちそうさまでした」パンッ
39:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:17:51.98 ID:duD4RqRD0
藍子「はい、どうぞっ♪」ポンポン
加蓮「…………逃さない?」
藍子「はい。逃しませんっ」
40:名無しNIPPER[saga]
2019/04/07(日) 19:18:21.70 ID:duD4RqRD0
藍子「ね、加蓮ちゃん」
加蓮「何。藍子」
藍子「……ううん。なんでもないっ」
41Res/27.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20