19:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:07:50.42 ID:zC/I/PJL0
言葉を、失った。
20:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:09:46.40 ID:zC/I/PJL0
確かに写真と顔立ちは変わらない。しかし、写真では白かった頬はほのかにピンクに染まり、唇は艶やかにうるおっていた。
そして、一番写真と違うのはその目。暗く深く吸い込まれそうな瞳は恐ろしいほどに魅力的だった。
あの写真とはまるで違う。写真が蕾なら今、目の前にいる彼女はまさに咲き誇った薔薇のようだ。
しかしその表情をしていたのも一瞬で、俺の顔を見た瞬間に彼女は写真と同じ表情になってしまった。
21:名無しNIPPER[sage]
2019/03/28(木) 00:11:20.96 ID:zC/I/PJL0
P「えっと、初めまして。俺は君を今日からプロデュースさせてもらう者だ」
そう言って俺は彼女に名刺を差し出した。彼女はその名刺をチラリと見た。
まゆ「…佐久間まゆです」
22:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:13:53.45 ID:zC/I/PJL0
仕事に一段落つけた俺はレッスンルームに向かっていた。今回のレッスンは演技指導だったはず。彼女の演技力はどんな物だろうか、昼と同じような態度でレッスンをしていたら困るのだが…
そんなこんなでレッスンルームに着いた。とりあえず扉を少し開けてこっそりと中を覗いてみる、彼女の自然体の演技を見たかったからだ、決してやましい理由ではない。
中では佐久間まゆがベテラントレーナーに演技指導を受けていた。ベテラントレーナーの言ったお題を自分なりに表現するというトレーニングだ。俺は彼女の演技に目を凝らす。
ベテトレ「かわいく!」
23:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:15:35.79 ID:zC/I/PJL0
この時、俺は気が緩んでいた。だから次の瞬間起こったことに対応できなかった…いや呑まれてしまったのかもしれない。
ベテトレ「では、そうだな…」
ベテラントレーナーの出した指示とともに…
24:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:20:07.57 ID:zC/I/PJL0
ガタッ!
P「うお!」
気づかないうちに俺は身を寄せすぎていたらしい。ドアに俺の身体が当たって音を立てる。
25:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:23:49.87 ID:zC/I/PJL0
夜、俺はまたちひろさんと居酒屋に来ていた。
酒を飲みながらちひろさんと佐久間まゆについて語り合う。
P「佐久間さんってすごく不思議な子ですね」
26:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:29:20.49 ID:zC/I/PJL0
同時刻・女子寮
「はぁ…」
少女はため息をついた。
27:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:30:21.11 ID:zC/I/PJL0
今日の更新はここまでです。見ていただきありがとうございました。
28:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 01:29:43.31 ID:zC/I/PJL0
今日の更新はここまでです。見ていただきありがとうございました。
29:名無しNIPPER[sage]
2019/03/28(木) 07:15:16.99 ID:OmdRDD+bo
おつおつ
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