23:名無しNIPPER[saga]
2019/03/28(木) 00:15:35.79 ID:zC/I/PJL0
この時、俺は気が緩んでいた。だから次の瞬間起こったことに対応できなかった…いや呑まれてしまったのかもしれない。
ベテトレ「では、そうだな…」
ベテラントレーナーの出した指示とともに…
ベテトレ「恋する乙女に成りきって!」
彼女の雰囲気が、変わった
まゆ「―――♡」
P「…!?」
彼女はあの時一瞬、見せたあの艶やかな表情に少しずつ変わっていく。つまらそうに淀んでいた瞳が、吸い込まれそうなほど暗く深く…美しく輝く。表情だけではない、彼女の周りの雰囲気も妖艶に染まっていく。薔薇の蕾が開くように、蛹から蝶に孵化するように…
俺は佐久間まゆの変貌に動揺する。動揺しながらも俺は無意識に足を一歩前に踏み出していた。
まゆ「『瞼の裏まであなただけ… それくらい好きなの…』」
俺は彼女の演技に圧倒される。昼に俺と会話をしていた彼女と同一人物だとは思えない。彼女の演技に、雰囲気に俺は魅入られる。もっと、もっと近くで彼女を見たい。俺は更に一歩前に踏み出し…
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