58:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/15(金) 19:39:55.41 ID:xP05A1Xh0
二週間後
みほ「はぁ……今日も疲れちゃったなぁ」
みほ「私は早くミカさんに会いたいのに残業だなんて」
59:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/15(金) 20:16:50.41 ID:xP05A1Xh0
しほ「……あれは手切れ金です。ミカさんは西住流に相応しくありせん」
しほ「このままではみほの将来が不幸になります。だからもう会わないようにとお金を渡したのです」
みほ「お、お母さん酷い! 私からミカさんを奪うだなんて!」
60:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/15(金) 20:34:32.45 ID:xP05A1Xh0
しほ「……確かに私は親として不甲斐なかったのかも知れません」
しほ「西住流を重視するあまり子供をあまり見てやれなかった」
しほ「みほがその重圧に苦しんでいたこともそれをまほが守ろうとしていたことも知ってます」
61:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/15(金) 20:53:10.46 ID:xP05A1Xh0
ミカ「それで覚悟って言うのは何を示せば良いのかな?」
しほ「私たちは西住流です。となれば決める方法は決まっていると思いますが」
みほ「戦車道……」
62:レッドスター ◆kRM.QKBezY[sage]
2019/03/15(金) 21:19:34.29 ID:xP05A1Xh0
ミカ「質問良いかな?」
しほ「ええ」
ミカ「まず戦車の性能だけど……使用する戦車を貴方が決めるのではこちらが不利になる可能性があるんじゃないかな」
63:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/15(金) 22:16:10.98 ID:xP05A1Xh0
ミカ「もしもしアキかい?」
アキ『あ、その声はミカ? 久しぶり……急にどうしたの』
ミカ「実は頼みがあってね」
64:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/15(金) 23:06:01.08 ID:xP05A1Xh0
みほ「も、もしもし」
沙織『あ、みぽりん。どうしたの? みぽりんから電話掛けるなんて珍しいね』
みほ「う、うん……えっとね」
65:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/15(金) 23:43:22.88 ID:xP05A1Xh0
沙織『なんだかみぽりんの声が辛そうだったから』
沙織『もし悩みとかあるんだったらさ、遠慮なく言ってみてよ』
沙織『みぽりんは優しいから迷惑かけないようにって一人で抱え込んじゃうかも知れないけど』
66:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/16(土) 00:15:57.91 ID:V3T04Vs80
まほ『聞いたぞ……お母様からこっぴどく怒られたそうじゃないか』
みほ「怒ってるのはこっちだよ。私が心配なのは分かるけどお母さんってばすぐに否定するんだもん」
まほ『ははは……そう言ってやるな。実際私もミカさんの返答を聞いてお前を任せるかどうか悩んだぐらいなんだからな』
67:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/16(土) 13:14:49.11 ID:V3T04Vs80
戦車道 林道ステージ
みほ「い、いよいよ……ですね」
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