62:レッドスター ◆kRM.QKBezY[sage]
2019/03/15(金) 21:19:34.29 ID:xP05A1Xh0
ミカ「質問良いかな?」
しほ「ええ」
ミカ「まず戦車の性能だけど……使用する戦車を貴方が決めるのではこちらが不利になる可能性があるんじゃないかな」
ミカ「片方がティーガーでこっちがCV33なんてこともあるかも知れないからね」
ミカ「だから戦車は同機体でお願いするよ」
しほ「西住流はそのようなことをしませんが貴方たちがそれを心配することも無理のないことでしょう」
しほ「分かりました。同じ機体になるよう手配します」
ミカ「それともう一つ……」
しほ「何ですか」
ミカ「戦車は一人で乗るもんじゃない。他の乗員はこちらで用意させてもらうよ」
しほ「それは構いませんが貴方たちにあてがあるとは思えません」
みほ「そ、そうですよ。ここは大人しくお母さんから乗員を借りた方が……」
ミカ「戦車道に必要なものは風が運んでくれるのさ」
ミカ「だからみほも心配する必要はないよ。それにみほにだってアテはあるだろう」
みほ「……それはそうですけど」
みほ「でもみんな仕事があって家庭があって……私なんかが迷惑を掛けちゃうわけには」
ミカ「みほのダメなところは一人で頑張り過ぎることだ」
ミカ「辛いときは誰かに頼れば良いのさ。私みたいにね」ポロローン
みほ「ミカさん……」
みほ(これは私たちの家庭の問題で自分で解決しなきゃって思ってた)
みほ(だけど……私も負けたくないから)
みほ(だから迷惑を掛けちゃうかも知れないけど)
みほ(あんこうチームのみんなにも一緒に戦って欲しい)
みほ「分かりました。絶対に勝ちましょう!」
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