66:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/16(土) 00:15:57.91 ID:V3T04Vs80
まほ『聞いたぞ……お母様からこっぴどく怒られたそうじゃないか』
みほ「怒ってるのはこっちだよ。私が心配なのは分かるけどお母さんってばすぐに否定するんだもん」
まほ『ははは……そう言ってやるな。実際私もミカさんの返答を聞いてお前を任せるかどうか悩んだぐらいなんだからな』
みほ「もう……お姉ちゃんまでそんなこと言うなんて」
まほ『なあ……みほ。本当にミカさんと付き合って後悔しないんだな』
まほ『味方をするわけではないが、お母様の言っていることは事実だ』
まほ『お前一人の給料では二人分の生活費は厳しいんじゃないか?』
みほ「お姉ちゃん……私ね今までずっと決まった道しか進んで来なかった気がするの」
みほ「西住流として黒森峰に入って戦車道を初めて……楽しかった戦車道が段々と嫌いになっていって」
みほ「大洗に転校してようやく自分の戦車道を見つけたけど」
みほ「結局大学に入ってそれも消えちゃって……後はずっと流されるままに生きてた」
みほ「きっと選択肢すら与えられていなかったんだと思う」
みほ「そんな人生の中でようやく見つけたんだ。私の進むべき道を」
まほ『……そうか』
まほ『前にも言ったが私はお前の味方だ』
まほ『ちゃんと考えてその道を選んだのなら応援するよ』
みほ「ありがとう……でもお姉ちゃんは今回敵側なんだよね?」
まほ『いや……今回私は審判を任されたよ。みほには悪いがしっかりとジャッジするつもりだ』
みほ「それは……構わないけど」
みほ「本当にお姉ちゃんは出ないの?」
まほ『ああ……私もてっきりお母様のペアにさせられるんじゃないかと思ったんだかな』
まほ『なんでも急遽別のパートナーが決まったらしい』
みほ「別の……パートナー」
みほ(お姉ちゃん意外にお母さんのパートナーが務まるのって限られてくるけど)
みほ(一体誰なんだろう?)
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