31:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 06:22:03.51 ID:ThCWRdKl0
紺之介が腰につけたもう一つの鞘から自らの刀を抜刀し構えたと同時にならず者たちも活気を増す。
「調子こいてんじゃねーぞゴラァ!」
「テメェら! 久しぶりの血祭りだ!」
32:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 06:23:21.64 ID:ThCWRdKl0
紺之介が振り上げた刀は取り巻きの内の一人の得物をかち上げた。続けて大振りに振り返り背後から襲い来る輩の脇を峰打ちにする。
その隙を突かんと紺之介の左を遮る影に裏拳を叩き込み最後に丸刈り男の吠え面に刃を向け新たな浅傷を作ると彼らはその場で尻もちをついて降伏した。
紺之介「愛栗子、警備隊が来る前に茶屋に隠れるぞ」
33:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 06:23:58.62 ID:ThCWRdKl0
紺之介「? これはなんだ」
34:名無しNIPPER
2019/03/07(木) 06:24:47.77 ID:ThCWRdKl0
続く
35:名無しNIPPER[sage]
2019/03/07(木) 17:32:04.97 ID:WInpL4e5o
いいぞもっとやれ
36:名無しNIPPER[sage]
2019/03/09(土) 13:50:13.61 ID:RxprZZ56o
クソみたいな設定からしっかりしたストーリーの練り込みと丁寧なキャラ立てするのやめろww
37: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2019/03/10(日) 22:30:16.02 ID:xzpENjoO0
幼刀 乱怒攻流 -らんどせる-
38:名無しNIPPER
2019/03/10(日) 22:31:31.22 ID:xzpENjoO0
露離魂町から十里ほど離れた街、『夜如月-ようじょづき-』ここにて乱怒攻流の詳細な在り方を探るため紺之介ならび愛栗子は情報を集めていた。
39:名無しNIPPER
2019/03/10(日) 22:32:33.00 ID:xzpENjoO0
愛栗子「ふむふむ、ここのきな粉わらび餅はなかなかのものじゃな〜」
茶屋の娘「まことにございますか! あなたのような綺麗なお方に褒めていただき光栄でございます! ご無礼ながらお聞きしたいのですが、もしやあなたはどこかの姫君で……?」
茶屋の娘の絶賛にて愛栗子は得意げに懐の扇子を広げて見せた。
40:名無しNIPPER
2019/03/10(日) 22:34:57.22 ID:xzpENjoO0
紺之介「お前の名は面倒ごとの種になる。まくな」
控え書き通りここに幼刀の噂があるならばそもそも幼刀の存在自体がこの街の民にとっては周知の宝刀。愛栗子がここにあると知られればその噂もまた瞬く間に広がり正確な情報源の妨げとなりかねぬ。客観的にて紺之介の判断正しけれど愛栗子は不満げに頬を膨らませた。
愛栗子「それくらい分かっておるわ。じゃからわらわにふさわしき姫名を新たに見繕うと思うておったのじゃ」
602Res/308.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20