32: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:35:55.00 ID:r274B2Ys0
でも、だからといって。
とてもじゃないですけど、はいそうですかと頷ける話ではありません。
だって、アイドルといえば。
33: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:37:21.71 ID:r274B2Ys0
「私は気持ちを表に出すのが苦手で、表情にも乏しくて……」
手品のお陰で、小さい頃よりは人付き合いができるようになりました。
親しい友だちも増えました。
34: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:38:13.41 ID:r274B2Ys0
「……なんで私なんですか?」
「笑顔です」
35: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:40:38.86 ID:r274B2Ys0
私、知りません。
だって、そんなこと。
私は、無表情だから。
だから、そんなこと言われても。
36: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:41:10.12 ID:r274B2Ys0
私は無表情で。
みんなもそう言っていて。
でも、お兄さんは違うと言って。
今も私は、表情に乏しくて。
37: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:42:22.22 ID:r274B2Ys0
「瑞希ちゃん」
穏やかな瞳が私を見ています。
波立っていた胸の中が、少しずつ落ち着いていきます。
38: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:46:00.64 ID:r274B2Ys0
というお話でございました
ミリマスの世界観でちゃんと書くのは初めてなので、おかしなところがないかと少々不安ではありますが
真壁瑞希さんはなんとなく、ちょっと灰色の幼少期を送っていそうな気がしたのでこんな話になりました
こんな妄想もありだな、と思っていただけたら嬉しいです
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