【ミリマス】ポーカーフェイスの向こう側
1- 20
26: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:23:39.86 ID:r274B2Ys0

噂をすれば影がさす、でしたでしょうか。
その夜、久しぶりにお兄さんから電話がありました。
お馴染みの近況報告……だけではありませんでした。
何でも、直接会って話したい事があるのだとか。
以下略 AAS



27: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:27:00.50 ID:r274B2Ys0

――――――
――――
――

以下略 AAS



28: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:27:27.28 ID:r274B2Ys0

「最近どう?」

私が不機嫌なように見えたのかもしれません。
ちょっと苦笑いしたかと思うと、お兄さんが切り出しました。
以下略 AAS



29: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:30:50.75 ID:r274B2Ys0

「お待たせいたしました」

そうこうしているうちに、注文の品が届きました。
フワフワとした白い湯気をまとったカップが二つ。
以下略 AAS



30: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:31:22.82 ID:r274B2Ys0

「さて、早速だけど本題に入らせてもらうね」

お互いに飲み物を一口。
顔を上げたお兄さんは、真剣な目で私を見ました。
以下略 AAS



31: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:32:36.61 ID:r274B2Ys0

姿勢を正した私は、間抜けな返事をしてしまいました。
いえ、でも……仕方がないと思いませんか?
久しぶりに会ったと思ったらこんな話だなんて。
そんなこと、想像できると思いますか?
以下略 AAS



32: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:35:55.00 ID:r274B2Ys0

でも、だからといって。
とてもじゃないですけど、はいそうですかと頷ける話ではありません。

だって、アイドルといえば。
以下略 AAS



33: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:37:21.71 ID:r274B2Ys0

「私は気持ちを表に出すのが苦手で、表情にも乏しくて……」

手品のお陰で、小さい頃よりは人付き合いができるようになりました。
親しい友だちも増えました。
以下略 AAS



34: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:38:13.41 ID:r274B2Ys0

「……なんで私なんですか?」

「笑顔です」

以下略 AAS



35: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:40:38.86 ID:r274B2Ys0

私、知りません。
だって、そんなこと。
私は、無表情だから。
だから、そんなこと言われても。
以下略 AAS



36: ◆Hnf2jpSB.k[saga sage]
2019/03/03(日) 20:41:10.12 ID:r274B2Ys0

私は無表情で。
みんなもそう言っていて。
でも、お兄さんは違うと言って。
今も私は、表情に乏しくて。
以下略 AAS



38Res/25.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice