屍男「おい、そこのロクでなし」吸血娘「なんだ髪なし」
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333: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/04/01(月) 23:35:44.11 ID:67XCk4KCo
今日はここまで
あと二回の更新で終わります


334:名無しNIPPER[sage]
2019/04/02(火) 01:07:42.88 ID:Yw1is7ebO
おっつー


335:名無しNIPPER[sage]
2019/04/02(火) 10:59:46.78 ID:xNnlA/kOO
物語も終盤だけどワクワクがとまらんな


336:名無しNIPPER[sage]
2019/04/02(火) 22:58:04.12 ID:qOwG7YnaO

ハゲ死んでなかったんだな


337:名無しNIPPER[sage]
2019/04/04(木) 23:47:17.21 ID:5hpwG3Cvo
毛根は死んでるけどな


338: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/04/06(土) 20:44:57.47 ID:v9qraTHso
屍男「……俺が生まれ育った場所は平凡な町だった。都会ではなかったが、そこまで田舎でもない。名前を出しても分からないような、そんなところだ」

屍男「家族構成は母が一人、父は俺が物心がつく頃にはもういなかった」

屍男「子供の頃に一度だけ、なぜ父がいないのか母に聞いたことがあった。母は離婚した、とだけ言い理由は話さなかった」
以下略 AAS



339: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/04/06(土) 20:47:15.62 ID:v9qraTHso
屍男「……その中でも、隣に住む家族とは特に仲が良かった」

屍男「同じ歳の子を持つ親ということで、よく互いの家で食事会をしたりした。クリスマスは毎年その家族と祝ったりしていた」

屍男「……子供の頃の俺は、あまり友と呼べる存在は少ない方だった。こればっかりは生まれながらの才能というやつだろう。母にはその才能があったが、俺にはなかった」
以下略 AAS



340: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/04/06(土) 20:48:36.69 ID:v9qraTHso
屍男「母と共に、俺は彼女を尊敬していた。何か困ったことがあれば力になりたいと思っていたし、いつか彼女の役に立ちたいと、そう思うようになっていた」

屍男「今にして思えば、俺は……彼女に恋心を持っていたのだろうな。いや……間違いないか」


以下略 AAS



341: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/04/06(土) 20:49:41.99 ID:v9qraTHso
屍男「その日は四人揃って、家で俺の誕生日パーティーの準備をしていたそうだ」

屍男「前の年に、いい加減こんなガキみたいに祝ってもらう必要はないと言ったにも関わらずな。本当に……お節介な人達だ」

屍男「俺は用事があり、家に帰るのは遅くなる予定だった。その隙を見て、サプライズパーティーを企画したんだと思う」
以下略 AAS



342: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/04/06(土) 20:50:37.53 ID:v9qraTHso
屍男「俺は警官に話しかけた。この家に住む者だが、何かあったのかと」

屍男「警官は神妙な顔をした後「ちょっと待っててくれ」と言い、家の中に入って行った。そして一分もしないうちに出てきた」

屍男「とりあえず、署に来てくれないか。詳しい話はそこで話そうと、そう言われた」
以下略 AAS



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