屍男「おい、そこのロクでなし」吸血娘「なんだ髪なし」
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339: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/04/06(土) 20:47:15.62 ID:v9qraTHso
屍男「……その中でも、隣に住む家族とは特に仲が良かった」

屍男「同じ歳の子を持つ親ということで、よく互いの家で食事会をしたりした。クリスマスは毎年その家族と祝ったりしていた」

屍男「……子供の頃の俺は、あまり友と呼べる存在は少ない方だった。こればっかりは生まれながらの才能というやつだろう。母にはその才能があったが、俺にはなかった」

屍男「だが、そんな俺に唯一接してくれたのが……その隣の家族の娘だった」

屍男「幼馴染、というやつになるんだろうな。彼女は暗い俺とは違い、母のような性格で、周りには常に友が溢れていた」

屍男「それを嫌味に振りかざす様子もない、まさに優等生だ。きっと、あのまま成長していれば……何かの分野で大成していたのは間違いないだろう」



吸血娘「……」

魔女「……」


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