ターニャ・フォン・デグレチャフ「座薬型、演算宝珠……?」
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48:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:13:03.53 ID:qy0gTOWh0
「見たまえ、少尉。意外と綺麗なものだ」
「本当ですね。恐らく、新品だと思われます」
「ふむ、ヴァイス中尉は身持ちが固いのだな」

なんだかすごく楽しそうな女性士官達。
以下略 AAS



49:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:15:47.11 ID:qy0gTOWh0
「ぐっ!」
「ほう? 鳴き声をあげないとは感心だな」
「流石は中尉殿」
「しかし、いつまで耐えられるかな?」

以下略 AAS



50:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:18:11.03 ID:qy0gTOWh0
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

耳がおかしくなりそうな哄笑が、響き渡る。

「ヴァイス、中尉……?」
以下略 AAS



51:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:22:03.54 ID:qy0gTOWh0
(主だと? まさか存在Xが現界したのか!?)

デグレチャフ少佐の想像は概ね当たっていた。

「少佐。実は私はまた、天啓を得たのだ」
以下略 AAS



52:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:26:50.43 ID:qy0gTOWh0
「デグレチャフ、少佐殿……」
「どうした、副官。膝が笑っているぞ」
「あの嗤い声が、お尻に響いてしまって……」
「ふん。たしかに厄介な力を持った肛帝だな」

以下略 AAS



53:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:29:31.57 ID:qy0gTOWh0
「こんにちは、ゼロ肛帝陛下」
「挨拶は先程済ませた筈だが?」
「これは失礼を。ところで、陛下」
「なんだ?」
「恐れながら、ビザはお持ちですか?」
以下略 AAS



54:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:32:55.62 ID:qy0gTOWh0
「おのれ、幼女の癖になんだその力は!?」
「くふっ……生憎、この幼い身体は私の実年齢と見合ってないものでしてね。驚きましたか?」
「……魔女め」
「小官は魔導師ですので、妥当な呼称ですな」

以下略 AAS



55:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:34:52.51 ID:qy0gTOWh0
「主よ……」

存在Xのことなど、少佐は信仰していない。

「どうか、私の副長を、ヴァイス中尉を……」
以下略 AAS



56:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:38:03.94 ID:qy0gTOWh0
「疲れたな、セレブリャコーフ少尉」
「そうですね、デグレチャフ少佐」

全て丸く収まり、ようやく本日の仕事を終えた。

以下略 AAS



57:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:40:24.13 ID:qy0gTOWh0
「さて、セレブリャコーフ少尉」
「どうされました、デグレチャフ少佐?」
「ここに私と貴官が実験に使った座薬型演算宝珠があるわけだが……欲しいかね?」
「頂けるのですか!?」

以下略 AAS



58:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:43:08.23 ID:qy0gTOWh0
後日、ゼートゥーア少将の執務室にて。

「ふむ……まあ、こんなところか」

レルゲン中佐から上がってきた報告書に目を通して、ゼートゥーア少将はそれなりに満足していた。効果があったのならば、価値はある。
以下略 AAS



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