ターニャ・フォン・デグレチャフ「座薬型、演算宝珠……?」
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57:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 02:40:24.13 ID:qy0gTOWh0
「さて、セレブリャコーフ少尉」
「どうされました、デグレチャフ少佐?」
「ここに私と貴官が実験に使った座薬型演算宝珠があるわけだが……欲しいかね?」
「頂けるのですか!?」

よしよし。やはり、食いついてきたな。

「その前に、約束を果たそう」
「約束、とは?」
「貴官の尻を叩く際に、約束しただろう?」
「はっ! もちろん、覚えております!」
「結構。では、私の尻を叩きたまえ」

上官として、部下を危険に晒した責任は取る。
副官に己を罰して貰うべく、尻を露出した。
叩かれる前に、一応、要望を聞いておく。

「セレブリャコーフ少尉」
「はっ。如何されましたか?」
「私はこの座薬型演算宝珠を耳飾りにして貴官へプレゼントしようと思うのだが、少尉はどちらの尻に挿れた宝珠をお望みかな?」
「もう、わかってる癖に……えいっ!」
「ひゃんっ!?」

副官は存外手厳しい。怒って尻を叩いてきた。

この日を境に、少しだけ、お洒落に目覚めた。
我々はお揃いの耳飾りをそれぞれ贈り合った。
互いの尻から取り出した宝珠は、洒落ていた。


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