211:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:46:56.21 ID:2v6yyusw0
木虎「…仕方ないわね」
剣戟の音が鳴り響く。
212:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:48:19.45 ID:2v6yyusw0
ドン!
双葉「うそ……!? そんな、なんで…!?」
信頼する隊長の強制脱出。理解しがたい現実が双葉に降りかかる。
213:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:49:09.98 ID:2v6yyusw0
双葉はあえて煽るような態度をとった。
木虎は自分に好意的だ。冷たくあしらうと、いつも残念そうにする。
わずかでも隙が生まれれば。
214:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:50:11.28 ID:2v6yyusw0
双葉(罠……? それでも!!)
ダン!
215:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:51:10.08 ID:2v6yyusw0
双葉(筋肉で刃を止めたとでも…そんなマンガみたいなことできるはずがっ)
仮にそれができるにしても中学生の女性の筋力では無理があるだろう。
だがそんなことは関係ない。
216:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:59:52.38 ID:2v6yyusw0
『強制脱出』
ドン!
217:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:00:59.19 ID:2v6yyusw0
木虎「はい。あのコがはねまわれば危険ですから」
嵐山「ああ、よくやってくれた!」
218:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:03:50.03 ID:2v6yyusw0
嵐山隊の三人目、時枝は、三輪隊米屋と対峙していた。
米屋「この距離援護なしでオレを止められるつもりかー? トッキー」
219:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:07:39.39 ID:2v6yyusw0
米屋「決め手に欠くぜトッキー!」
シールドを張り、低く身構える米屋。
220:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:09:15.76 ID:2v6yyusw0
時枝「……と、思うでしょ?」
ビビッ
221:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:11:53.79 ID:2v6yyusw0
背後を窺うも、体育館の外壁は小さな覗き穴を増やした他はすべての景色を遮っている。第一、視えているなら今の隙に急所を射抜けるハズだ。
米屋(あんな小さな穴じゃ多少数があって、も――)
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