51: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:12:18.50 ID:1iL2fWn50
ちひろ「トレーナーさんたちからの報告を聞いて、はじめのうちは冷や冷やしていたんですよ。間に合わないんじゃないかって」
ちひろ「だけど、突然歯車がかみ合ったみたいに良くなって……初めて舞台に立つ人とは思えないって」
52: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:20:08.26 ID:1iL2fWn50
ちひろ「その言葉、プロデューサーさんにも聞かせてあげたかったですね」
時子「そういえばあの豚は……私を置いてどこをほっつき歩いているのかしら?」
53: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:20:54.90 ID:1iL2fWn50
時子「……あなたも、本物なのかしらね」
ちひろ「何がですか?」
54: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:22:58.69 ID:1iL2fWn50
ちひろ「時子さんにお渡ししたあれ、実は……もともとプロデューサーさんが用意させていたものなんです。時子ちゃんが、きっと必要だって言ってくるだろうから揃えておいてくださいって」
ちひろ「半信半疑だったんですけど、本当に言ってきてくれたからびっくりしちゃいました」
55: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:23:40.81 ID:1iL2fWn50
時子「200人……?」
ちひろ「しかも、時子ちゃんみたいにすぐスカウトしちゃうので……どんどん増えていくばかりです」
56: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:26:23.24 ID:1iL2fWn50
――気にくわない。
あの豚が、暇を持て余す主人を差し置いて、世界を楽しくしようだなんて。
57:名無しNIPPER[sage]
2018/11/03(土) 20:28:27.06 ID:AH2JngTaO
かっこいい
58: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:28:30.01 ID:1iL2fWn50
ああ本当に、なんて気にくわない。
主人である私が、豚なんかに望まされるなんて。
59: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:29:26.44 ID:1iL2fWn50
刮目なさい。
貴方の主人が、豚どもに望ませる姿を。
60: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:30:09.94 ID:1iL2fWn50
以上になります
読んでくださった方、ありがとうございました!
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