海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
1- 20
202: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:56:40.93 ID:L0ciGIt40
大量の記憶が雪崩れ込んでくる。

海未「…かッ…!はッ…!…何なん…ッ!ですか…これは…!!」




203: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:57:23.74 ID:L0ciGIt40
母親の胎内での記憶。
自分が生まれた時の記憶。
穂乃果が生まれた時の記憶。
穂乃果が溺れた時の記憶。
ことりと始めて話した時の記憶。
以下略 AAS



204: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:58:30.57 ID:L0ciGIt40
海未「…あっああ…はぁああはっ…!」

特に、嬲り殺されていくメカクシ団を見るのは堪えた。

視点は動かず、ただ見ているだけ。動けないのだ。助けられないのだ。
以下略 AAS



205: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:59:26.31 ID:L0ciGIt40
…せない。何故か手が動かなくなる。




以下略 AAS



206: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:00:24.55 ID:L0ciGIt40
海未「…嫌だッ…!絶た…いッ…」フラフラ

海未「嫌ですッ!」ブンッ

海未は全力を振り絞って立ち上がり、ハサミをできるだけ遠くに、力一杯投げた。
以下略 AAS



207: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:01:51.68 ID:L0ciGIt40
直接脳味噌に語りかけてくるようなその声は、大好きな『あの子』の声によく似ていたが、何処かが違った。

???『随分と時間がかかったけど、やっと思い出せたみたいだね』

海未「…あなたは…誰ですか?」
以下略 AAS



208: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:02:35.33 ID:L0ciGIt40
すると。

ピッ…ピッ…

海未は声に続いて、短く鋭い電子音が等間隔で鳴り始めていたのに気付いた。
以下略 AAS



209: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:03:33.57 ID:L0ciGIt40
点滴台には無色の液体が入ったパックがぶら下がっており、そこから延びた細い管は全て一つの終着点に向かっている。

どうやら、電子音もその方向から響いているようだ。

海未「…終着点はここからでは見えませんね…行ってみますか」
以下略 AAS



210: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:04:15.77 ID:L0ciGIt40
[054170 ×× ×××× ××/×× ××:××]
第十五話「チルドレンレコード」
END



211: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:05:51.63 ID:L0ciGIt40
第十六話「サマータイムレコード」
[054170 AD 2199 08/15 18:00]



212: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:07:03.47 ID:L0ciGIt40
〜絢瀬家〜

夕方だというのに、まだ蝉が鳴いている。

絵里「…チョコレート、ありがとう。『美味しかったわ』」ニコッ
以下略 AAS



248Res/175.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice