高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「カフェの奥の席で」
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27:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:47:50.37 ID:xTruffrI0
加蓮「うん。藍子もそう思ったよね。たぶん前にも似た話をしたと思うけど――」

加蓮「誰にも見られなくて、誰の視線もなくて。私を知ってる人がだーれもいない」

藍子「ふむふむ。……、……あれ?」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:48:13.13 ID:xTruffrI0
藍子「…………」

加蓮「……何よ。変なこと言ってるって思ってるでしょ」

藍子「あ、いえ……」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:48:53.14 ID:xTruffrI0
加蓮「え?」

藍子「お話を聞いていると、なんだか加蓮ちゃんが1人でいるみたいに聞こえましたけれど……」

加蓮「あ」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:49:20.52 ID:xTruffrI0
藍子「……」

加蓮「……」

藍子「……」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:49:49.47 ID:xTruffrI0
加蓮「そ……。そうそう! たぶんそんな感じ!」

藍子「そ、そうですよね。当たり前に思ってくれたんですよね。……当たり前のことで、そんなに深い意味はないんですよね?」

加蓮「ないない! だってさ、カフェって言ったら藍子。藍子って言ったらカフェでしょ?」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:50:20.48 ID:xTruffrI0
加蓮「?」

藍子「……」

加蓮「……??」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:50:43.35 ID:xTruffrI0
藍子「いるのが――」

藍子「いるのが当たり前の人って、家族みたいだな、って……。最初に思ったんです」

藍子「家に帰ったら、いてくれるのが普通のことで……。私が早く帰った時は、お母さんやお父さんが帰った時、私がいるのが当たり前で……」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:51:19.88 ID:xTruffrI0
加蓮「はぁ。それはまぁ、分かったんだけどさ。なんで藍子、そんなにつまらなさそうな顔してんの?」

藍子「それは……」

加蓮「うん」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:51:38.57 ID:xTruffrI0
藍子「加蓮ちゃんって、ときどきお姉ちゃんみたいだから」

加蓮「好きだもんね。お姉ちゃんネタ」

藍子「それに、加蓮ちゃんの家にお邪魔することがあって……加蓮ちゃんも、私の家に来てくれることがあって」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:52:13.50 ID:xTruffrI0
藍子「……なんでもないです」

加蓮「」ズコ-

加蓮「ちょっ……!? 何!? 何それ!? 今の溜めは何だったの? 何が言いたかったのよアンタ!?」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:52:39.03 ID:xTruffrI0
加蓮「いや、でもあれだけ思わせぶりに何かあるんですーって顔をしといてさ、それはないと思うよ?」

藍子「それはごめんなさい! ただ、私の中でもよく分からなくて……」

藍子「とにかく、何かが嫌で、そして何かが嬉しかったんです」
以下略 AAS



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