高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「カフェの奥の席で」
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33:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:50:43.35 ID:xTruffrI0
藍子「いるのが――」

藍子「いるのが当たり前の人って、家族みたいだな、って……。最初に思ったんです」

藍子「家に帰ったら、いてくれるのが普通のことで……。私が早く帰った時は、お母さんやお父さんが帰った時、私がいるのが当たり前で……」

加蓮「うん」

藍子「だから……。なんとなく、呼び捨てで呼んでみたくなって」

加蓮「うんう……ん? え、どういうこと」

藍子「どういうって言われても……。本当に、なんとなくなんです」

加蓮「なんとなく……」

藍子「呼び方を変えなくても、例えば、私があなたのお姉ちゃんとか、妹とか、……とにかく家族だったとしても」

藍子「私があなたのことを、加蓮ちゃん、って呼ぶのはたぶん、そんなに不自然じゃないと思います」

藍子「ただ、そういうことじゃなくて……」

藍子「違う関係を思い描くなら、違う呼び方にしてみよう、って」

加蓮「変わりたいなら変えてみるのが一番ってこと?」

藍子「かな……?」



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