高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「カフェの奥の席で」
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27:名無しNIPPER[saga]
2018/08/07(火) 18:47:50.37 ID:xTruffrI0
加蓮「うん。藍子もそう思ったよね。たぶん前にも似た話をしたと思うけど――」

加蓮「誰にも見られなくて、誰の視線もなくて。私を知ってる人がだーれもいない」

藍子「ふむふむ。……、……あれ?」

加蓮「そういう場所って、寂しいけど、こうしてたまに来るなら……ちょっといい感じかも、って」

加蓮「少し、それに浸ってたから……。ほら、未体験の秘密基地! って感じがしちゃってさ」

加蓮「だからかな。さっき、ぜんぜん知らない人とすれ違って、ついでにぶつかりそうになって……目が合った時、驚いちゃった」

加蓮「あぁそっか、ここは人がいるカフェだった、って」

加蓮「びっくりついでに、ちょっぴり……なんだろ。怖かったかも」

加蓮「顔も見たことない人が、いきなり自分の部屋にいるみたい」

加蓮「……臆病な加蓮ちゃんは卒業したと思ったんだけどなー。大人コーデとかやってみても、まだまだなんだね、私」

加蓮「はー……」ズズ


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