27:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:23:25.93 ID:H+hczwGt0
大河「いえね、昔と今では暦……カレンダーが違うのよ。えっと一か月ぐらい違うの」
セイバー「ああ、どこかで聞いたことがあります」
大河「だからね、本当のその日は雨が少ない八月ごろなのよ。だから神様は
28:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:24:25.89 ID:H+hczwGt0
セイバー「……?」
大河「んーもう、セイバーちゃんは真面目だなあ、そんなんじゃダメよ。
あーでも士郎もそうだからなあ……うーん、お姉さん難しいなあ」
29:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:25:09.14 ID:H+hczwGt0
大河「そっか……セイバーちゃんは士郎の事嫌い?」
セイバー「嫌い……ではないですね、好き……というのはどういうことかは……」
大河「そう……。あのね、私ね、士郎の事好きよ」
30:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:26:27.29 ID:H+hczwGt0
セイバー「それはシロウが決めることですから」
大河「そうよね、士郎が決める事ですもの」
セイバー「あなたは私をからかっているのですか? 凛の様に」
31:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:27:36.23 ID:H+hczwGt0
セイバー「……士郎を変えた?」
大河「そう。人の事ばっか考えてて自分の事放り投げてた奴が初めて自分の
為に動いたのよ。まあ、外から見ればセイバーちゃんの為に動いてる様に見
えたかもだけど、その動機は紛れも無く士郎自身の欲求だったのよ」
32:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:28:18.65 ID:H+hczwGt0
大河「あー遠坂さんなら秒速で見抜いたでしょうねー。さて、ご飯の準備できたみたいだし行こうか」
セイバー「……はい」
大河「そうだ、期限でも設けない? あの段ボールの素麺が尽きるまでに言えた方が勝ち」
33:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:30:26.25 ID:H+hczwGt0
ああ、タイガと言う人は酷い人だ。
タイガの書いた短冊を盗み見る。
「素麺がいっぱいたべたい」
吊るされた四つの短冊の中で一番無邪気な願いにしか見えない。
けれど、それは分かる人――私にしか分からない挑戦状。
34:名無しNIPPER
2018/07/08(日) 02:31:07.60 ID:H+hczwGt0
おわり
35:名無しNIPPER[sage]
2018/07/08(日) 13:33:19.02 ID:2+N5sGcXo
やっぱり藤ねえかわいい
36:名無しNIPPER[sage]
2018/07/09(月) 09:27:45.05 ID:ezDIgyunO
だれか足りない気がする
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