【艦これ】あなたの手が借りたい
1- 20
8: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:13:22.52 ID:a363b6qL0

最近、提督の様子がおかしい。

普段なら彼は昼休みは執務室で愛読書を読んでいたり、私に一言告げて間宮さんの店へ足を伸ばすのだが、最近はこの時間になると

以下略 AAS



9: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:14:37.99 ID:a363b6qL0

提督をつけ始めて早5分、彼が露骨に誰かに後をつけられていないか注意している事が分かった。

先程から無意味に同じ道を行ったり来たりしているからだ。

以下略 AAS



10: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:15:43.43 ID:a363b6qL0

彼は鎮守府の裏まで来ると、草の茂みの前でそわそわし始めた。

その姿はまるで恋人を待ちかねているかの様。

以下略 AAS



11: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:16:27.34 ID:a363b6qL0

回れ右をした私の耳に提督の声が聞こえた。

やはり提督は誰かと会っていたのだ。

以下略 AAS



12: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:16:56.08 ID:a363b6qL0

提督「よーしよしよし。あーーー!かわええなおまえなああああああ」

猫「ニャー」

以下略 AAS



13: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:17:39.29 ID:a363b6qL0

その日の夕方、私は提督からの頼まれ事で鎮守府の離れにある工廠へ来ていた。

初風「じゃあ、伝えましたからね」

以下略 AAS



14: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:18:10.83 ID:a363b6qL0

初風「...おいで」

手招きをすると、それに応えるようにこちらへ這い出してくる。

以下略 AAS



15: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:18:50.62 ID:a363b6qL0

初風「私もあなたみたいに甘えられたらな」

仰向けになった猫のおなかを撫でながら、一人ごちる。

以下略 AAS



16: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:19:26.23 ID:a363b6qL0

その声の主はいつの間にか、野良猫の隣に立っていた。

初風「あ、貴方は!」

以下略 AAS



17: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:19:59.09 ID:a363b6qL0

エラー娘「おっと、そんなに怖がらなくてもいいじゃないか。別に君を取って食う訳じゃないんだ」

彼女はセーラー帽子を触りながら、無駄に渋い声で私に語りかける。

以下略 AAS



63Res/31.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice