13: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:17:39.29 ID:a363b6qL0
その日の夕方、私は提督からの頼まれ事で鎮守府の離れにある工廠へ来ていた。
初風「じゃあ、伝えましたからね」
明石「はいはーい。ありがとね」
提督からの用件を明石さんに言伝すると、私はその足で執務室へ帰ろうとした。
しかしその帰り道の途中、何の気まぐれかは分からないが、私は例の猫がいた茂みへと足を運んでいたのだ。
初風「確かこの辺に居たはずなんだけど...」
しゃがみ込んで茂みの奥を見通す。
猫は奥の方にある空洞に佇んでいた。黄緑色に光る眼が私を捉える。
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