50: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:57:27.40 ID:Wze3yOnD0
「おほー。高いのでしてー」
「こらこら、足ぱたぱたすると落ちちゃうぞ」
「うふふー、それゆけー」
51: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:58:34.04 ID:Wze3yOnD0
「今日、楽しかったか?」
「それはもうー。帰るのが名残惜しいほどでー」
52: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:59:52.41 ID:Wze3yOnD0
「なれば、わたくしの方こそー。生まれてくださり、ありがとうございますー」
「いきなりスケールがでかくなったな」
「生きてここにいるだけで、全ての人は尊いのでしてー。なればこそ毎日を大切にー」
53: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:01:02.56 ID:Wze3yOnD0
見つける……か。
本当に凄い子だといつも思う。
54: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:03:03.52 ID:Wze3yOnD0
◆◆◆◆
55: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:04:24.34 ID:Wze3yOnD0
神々の遊ぶ祀りの夜道。
56: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:05:13.78 ID:Wze3yOnD0
〇
57: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:06:49.09 ID:Wze3yOnD0
◆◆◆◆
58: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:08:16.25 ID:Wze3yOnD0
もんぺ姿の芳乃は、星柄のパーティー帽と「あんたが主役」と書かれたタスキを付けていた。
あの後寮で誕生パーティーを開いて貰ったらしく、その名残のようだ。
59: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:09:28.15 ID:Wze3yOnD0
「うん。珍しく早起きできたから、軽く回ってみようと思って」
「それはよきことですー。感心感心ー」
60: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:10:49.93 ID:Wze3yOnD0
芳乃は心から嬉しそうに微笑んだ。
片手に箒、片手に手を握り、玄関まで俺を導く。
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