22: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:17:04.14 ID:VRvB94mS0
「レッスン、どうだった?」
「あ……そうだ! 聞いてっ、聞いてくださいっ。まゆね、トレーナーさんに初めて褒められたんですよぉ♪」
「お、本当か? 凄いじゃないか、今日はベテランの青木さんだったんだろ?」
23: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:18:41.84 ID:VRvB94mS0
「い、いいと……思う。まゆさんは、いい人だ……」
「寮ではどうだ?」
「す……すごく、助かってる……。響子ちゃんと同じで、家事が得意なんだ……」
24: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:19:48.32 ID:VRvB94mS0
「? ど、どうしたんだ急に。よせやい照れるじゃないか」
「フヒッフフフ、な、なんか、一応……言っておこうと思って……」
25: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:21:01.05 ID:VRvB94mS0
◆◆◆◆
26: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:22:24.12 ID:VRvB94mS0
その日は朝からずっと雨で、まずいことに退社する頃になって雨脚が強くなった。
駅からタクシーを使うにもちょっとなぁという距離に自宅があるため、傘を差して早足で家路につく。
27: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:23:25.16 ID:VRvB94mS0
「テレビ、毎日チェックしてます。雑誌や広告も。あの子は、とても順調にアイドル活動をしていますね」
「え、ええ。彼女自身の実力ですよ。モデル時代の経験値もとても高くて、助けられてます」
28: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:24:13.55 ID:VRvB94mS0
いつの間にか息のかかるような距離までいた。
雨音がいやに耳に残った。
そこで初めて、マネージャーさんは笑った。
29: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:25:09.44 ID:VRvB94mS0
◆◆◆◆
30: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:26:15.19 ID:VRvB94mS0
【 ♡まゆ日記♡ 】
31: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:27:05.54 ID:VRvB94mS0
【 ♡まゆ日記♡ 】
130Res/78.31 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20