24: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:19:48.32 ID:VRvB94mS0
「? ど、どうしたんだ急に。よせやい照れるじゃないか」
「フヒッフフフ、な、なんか、一応……言っておこうと思って……」
長い髪をわしゃわしゃしながら照れる輝子。
「で、でも……親友は、色んな子と一緒にいて……。そ、そういう子達が、色んな考えを持ってて……。
た……たとえばなんだけど、まゆさんは、そんな中でも……その……」
「輝子……」
「う……うまく言えない。だめ、だな……キノコになら、色々話せるのに……な」
もさもさの髪を足の間に埋めて、輝子は口下手な自分を恥じた。
だけど、心配する気持ちは十分に受け取ったつもりだ。
「ありがとな。肝に銘じるよ」
頭をわしわしすると、輝子はあっぷあっぷ慌てながら気持ちよさそうに目を細めた。
130Res/78.31 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20