28: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:24:13.55 ID:VRvB94mS0
いつの間にか息のかかるような距離までいた。
雨音がいやに耳に残った。
そこで初めて、マネージャーさんは笑った。
「だから、どうかよろしくお願いしますね」
街灯を照り返す雨滴が幾重にも弾けて、夜の闇を撹乱する。
光の霞でけぶる深夜の路上に、彼女の姿はいつの間にか無かった。
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