魔女(やったー!イケメン従者ゲット〜!)男「…」
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28:名無しNIPPER
2019/04/16(火) 16:35:34.90 ID:cdh4fd1zO
商人「か───」
男「?」
29:名無しNIPPER
2019/04/16(火) 16:56:20.03 ID:cdh4fd1zO
商人「あ…」
男「【この顔】は、我が至高の御方である『孤高の魔女』様にも戒めよと、厳重に注意されております」キュッ
男「異境に住まう身、我々に畏怖を持たずヒトガタとの営みを介する──貴女の手際、そして身分であれば…と」
30:名無しNIPPER
2019/04/16(火) 17:10:40.68 ID:cdh4fd1zO
商人「……私のような不束者が、貴方様に送っていただけるのですか?」
男「何をおっしゃると思えば、貴女様の立場を想い、不束者である私こそ愚を呈して懇願したまでですよ」
31:名無しNIPPER
2019/04/16(火) 17:28:53.59 ID:cdh4fd1zO
『極北に住まう極寒のリベラに…なにゆえその力を振るわんとする…』グロロ
魔女(こ、こっちは霊脈に詳しいクロックの情報と、魔族生息環境に詳しいストロングの話をきいて…)ギュググ
32:名無しNIPPER
2019/04/17(水) 18:00:56.97 ID:uhF8b9TPO
『ッッ!? 魔女の欠片ッ、よもやその身でありながら神に────』
魔女「舐めてかかった罰よ、大蜥蜴」ポワァ
ピン!
33:名無しNIPPER
2019/04/17(水) 18:14:17.31 ID:uhF8b9TPO
「【失伝】。それはアナタ達、魔族が最も畏れなければならない事柄」
34:名無しNIPPER
2019/04/17(水) 18:34:37.76 ID:uhF8b9TPO
『……なんたる存在か。この巨体を、存在意義を、死から目覚めさせたというのか』
魔女「ま、その反応は心外よ。知ろうとしないから不気味なのよ、見聞きしないから恐怖を抱くの。わかる?」つんつん
『わからぬ。そなたの言葉は私には──我には重すぎる』
35:名無しNIPPER[sage]
2019/04/18(木) 20:02:18.69 ID:m8+9s7X5O
『では、我は許されたのだな』
魔女「………」
『我が同胞たちの死を糧に、王と名乗って百年余り』
36:名無しNIPPER
2019/04/18(木) 20:49:21.04 ID:m8+9s7X5O
『魔女マリー実験室』
魔女「フフフ…あとは一日に煮込んで…」
こぽっ こぽっ ぐつぐつ
37:名無しNIPPER
2019/04/18(木) 21:11:04.76 ID:m8+9s7X5O
ガゴゴォン! バギィッ! ゴッシャァァアア……
魔女「ハア…ハア…ふぅ……うん…」
38:名無しNIPPER
2019/04/21(日) 17:51:55.64 ID:0iJktbQ6O
「──我が愛しき従者」
男「はいッッ!?!?」ビックゥーン
魔女「そこでなにを? すでに夕暮れ、それに今宵は満月。たとえ私の館であれど、無闇な外出は控えるべきだわ」スィー
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