魔女(やったー!イケメン従者ゲット〜!)男「…」
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37:名無しNIPPER
2019/04/18(木) 21:11:04.76 ID:m8+9s7X5O
ガゴゴォン! バギィッ! ゴッシャァァアア……


魔女「ハア…ハア…ふぅ……うん…」

魔女「やらなきゃ誰がやるっていうの? そう、私以外にやれるものなんていないのだわ…そう、ならやるしかない…」グググ…

魔女「待ってなさい、男くん。君を王国一番の魔女特攻ハイスペックデレデレ従者にしちゃうんだから!」ボギィッ


〜〜〜〜


男「っ……」ブルル

男(なんだろう? 急に背筋に寒気が…昨日のカラスの行水のような湯浴みが駄目だったかな)

ブゥン! カコォン!

男「仕方ないか。こっちの風呂は自動じゃなく、手動だから。薪割りの手間だって馬鹿にならないもの」スッ


グッ ブォン カッコォーン!


男「……魔法で沸かせられたら、もっと楽なのだろうけど」

男(いや、ゆっくりできないのは排水溝掃除の手間だろうか? ご主人様の書斎にあった魔導書『グリモワール』にクリーナーなる魔法が見受けられた)

男「あの魔法あれば色々と清掃活動が捗るのだけれど…しかし、ご主人様は明らかにアタッカーよりの魔法を求められておられるし…」ウーム

「ワン!」

男「あっ!」

「くぅーん! へっへっへ…」スリスリ

男「バカっ、お前…! この城の近くに来ちゃだめだって言っただろ!」

「?」フリフリ

男「良いか? 私のご主人様は、君は死んだと思っている。そうとも、私が体全体をカチコチに凍らせてしまったのだから」

男「きちんとロクロの森の奥に小屋だって立ててあげたっていうのに…どうして君は…」なでなで

「アォン」ペロペロ

男「……かわいいな」


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