1: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:48:14.68 ID:NSDqj0DG0
※ミリオンライブシアターデイズの二次創作
※地の文あり
※呼称に不安あり
※エンジェル限定
※わりとキャラ崩壊
※誰が何言ってるかわからないかも
※ex14.vip2ch.comの続き
以上全然問題ないという方はどうぞ
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:49:12.90 ID:NSDqj0DG0
週末。花金。飲み会。
実に心躍る予定はあらかじめご破算になっていた。
それもしょうがない。こんな仕事を初めてしまったのがいけないのだ。
3: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:49:46.22 ID:NSDqj0DG0
次の日がラジオ収録ということでお流れになった恒例の飲み会の代わりに、馬場このみは帰る前に彼女の同僚に声をかけようとしていた。
何も変な思いつきでもない。単に挨拶をするだけ。
向かうのは飲み会が流れた代わりに、春香や琴葉や主に美奈子が食事をふるまっている最中の男性用仮眠室。
実は少しご相伴に預かれないかな、などという下心もある。
4: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:50:17.09 ID:NSDqj0DG0
「……ふっ……んっ……はぁっ……あ、このみさん……お疲れ様です……」
あれか。週末の夜、デスクに上着。テンションMAXでしょうとでもいうつもりか。
さすがにない。それはない。
しかも明らかにこっちの存在に気付いているのになぜ彼の上着の匂いをかぐのをやめないのか。
5: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:50:46.43 ID:NSDqj0DG0
「………ぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああ!?」
そう、叫び声が近づいている。
どっから聞こえてくるのか、と察する間もなく。
6: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:51:14.54 ID:NSDqj0DG0
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天使。
そう呼ばれるアイドルがいる。
7: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:51:52.35 ID:NSDqj0DG0
「はいというわけで復活しました茜ちゃん!
撫でてくれてもいいよ、プロちゃん!ここにいないけどね!
だから撫でてもらうためにプロちゃんに会いに行きます!」
「流石茜ちゃん!まだ足りないんだね!」
「おうやめろや」
8: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:52:53.25 ID:NSDqj0DG0
「ちょっと人多すぎよさすがに。
いや皆がプロデューサーに用事あるのはいつものことだけど」
「はい〜。靴ひもが切れて、黒猫が目の前を横切ったので〜」
「意味がわからない」
9: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:53:32.10 ID:NSDqj0DG0
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「「いやあああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!?」」
絹を裂くような叫び声が綺麗にハモる。
10: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:54:06.56 ID:NSDqj0DG0
「ちょっとプロデューサー!?これはどういうこと!?」
「いやどういうこともこういうことも」
「なんだぁ。プロデューサーの身には何もおこってなかったんだねぇ」
「なんでひなたが……えっとだな」
「てへへぇ……プロデューサーさんの匂い……」
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