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2018/06/16(土) 13:49:46.22 ID:NSDqj0DG0
次の日がラジオ収録ということでお流れになった恒例の飲み会の代わりに、馬場このみは帰る前に彼女の同僚に声をかけようとしていた。
何も変な思いつきでもない。単に挨拶をするだけ。
向かうのは飲み会が流れた代わりに、春香や琴葉や主に美奈子が食事をふるまっている最中の男性用仮眠室。
実は少しご相伴に預かれないかな、などという下心もある。
だって春香ちゃんのお菓子おいしいし。
そんなこんなで仮眠室まで歩いていく途中に、控えめに言って頭のおかしい光景に出会った。
件の同僚―――プロデューサーの劇場でのテリトリーの一つ、彼専用のデスクの前で出会ったのは篠宮可憐。
765の雌犬、完璧超人二号、出待ちの達人の呼び声高い彼女は、プロデューサーが外出しているとき以外はいつも椅子にかけてある上着に思いっきり顔をこすりつけていた。
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