5: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:50:46.43 ID:NSDqj0DG0
「………ぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああ!?」
そう、叫び声が近づいている。
どっから聞こえてくるのか、と察する間もなく。
「はい、とうちゃーくっ!」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああふぎゃっ」
換気用に開いていた窓。そこから。何の脈絡もなく二人の女性が飛び込んできた。
何がすさまじいかというと、結構な勢いで飛び込んできたのに、足音が軽い。
ここ一階じゃないんだけど。
もうやだ、ほんと頭おかしくなりそう。
「あ、おはようございます、ことみさん!」
「……うん、おはようじゃないからもう。あと小脇に抱えてる茜ちゃんは放してあげてね?」
やってきたのは空飛ぶ天使、北上麗花。
なんで空を飛んできたかとか、小脇に野々原茜を抱えてきたのかなどということは聞いても意味がないだろう。
そんなことは、天海春香になんで転ぶのかと聞くのと同じぐらい意味がない。
「はい!プロデューサーさんが心配ですから飛んできました!」
何言ってんのこの子こわい。
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