48: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/19(火) 22:27:44.53 ID:1fxqXa9+0
「これが勇者兵器計画。そいつの左腕と右脚は使い物にならなかった。
そこで、勇者システムの新武装の実験台となってもらったのだ。」
「だからって、こんな体に改造したんですか!?本人に断りもなく!!」
49: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/19(火) 22:36:29.05 ID:1fxqXa9+0
「どうした?私が憎いか?」
「よくも…よくもこんな…」
50: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/19(火) 22:49:54.30 ID:1fxqXa9+0
「バァタレ!そりゃ、最初見た時はビックリしたぜ〜〜〜!しかしのぅ…」
友奈が天井へ向けてマシンガンを発泡する。
51: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/19(火) 22:51:17.47 ID:1fxqXa9+0
今日はここまで
今週中に終わるかなぁ
52:名無しNIPPER
2018/06/20(水) 00:57:25.91 ID:LJlawEfSO
>>30
キッモ
53: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/23(土) 22:59:09.69 ID:5MxZKwKG0
遅くなりました
第4話の投稿はじめます
54: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/23(土) 23:01:06.50 ID:5MxZKwKG0
虎彦に連れられて、大赦の最深部へとたどり着いた勇者部一同。
目の前に現れたのは、大赦のイメージからはかけ離れた、重々しい金属製の扉。
長年大赦に務める夏凛でさえ、初めて見る場所だった。
虎彦はドアの脇に取り付けられたボタンを押し、マイクを通してに部屋の主へと声を掛ける。
55: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/23(土) 23:04:31.02 ID:5MxZKwKG0
「そうだな、まずはゲッター線とは何かについて話すとしよう。
ゲッター線。一言で言えばそれは、生物の進化を促す宇宙線だ。
地球に最初に降り注いだのは、今からおよそ6500万年前、中生代・白亜紀後期とされている。
当時地球を支配していた恐竜たちは、ゲッター線に対する適正がなかったため、絶滅した。
56: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/23(土) 23:07:44.07 ID:5MxZKwKG0
「星々を喰う魔物。奴はその名の通り数え切れぬ程の星を喰らい、数多の平行宇宙を滅ぼしてきた。
その魔物が、自身の細胞から生み出したおびただしい数のバーテックスを引き連れて、地球を襲撃したのだ。
その圧倒的な戦力差の前に、人類は絶体絶命の危機に追いやられたが…その時、奴らの前に赤き鋼鉄の巨人が立ちはだかったのだ。
我々は、ゲッター線の化身とでも言うべきこの巨人を、ゲッターエンペラーと呼んでいる。
激闘の末、ゲッターエンペラーの手によりバーテックスはそのほとんどが死滅し、星々を喰う魔物もダメージを受け、休眠期間に入った。
57: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/23(土) 23:11:01.55 ID:5MxZKwKG0
「ゲッターエンペラーの活躍により、辛くも絶滅を逃れた各国の人類は、人類が生存可能な居住用のドームを建造した。
それが壁と呼ばれている物の正体だ。現在の人類は政府によって記憶を操作され、人類が滅亡の危機に瀕している事を知るのは、ほんの一握りだ。
生き残った人類はゲッター線を分析し、それをエネルギーとする対バーテックス用の兵器を開発する事を決定した。
ゲッター線を最も有効活用する方法。それは、ゲッターエンペラーと同様に、ゲッター線を動力源とする巨大ロボットだ。
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