50:1
2018/06/04(月) 19:41:09.13 ID:oMtdo1oj0
岡部「――――ッ」
鈴羽「岡部倫太郎ッ!!!!」
51:1
2018/06/04(月) 19:41:42.90 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「あたしはその時凄く小さかったけど、その記憶だけにははっきり覚えてる……父さんと母さんが笑ってて、周りにも人がいたんだ。多分ラボメンの皆だと思う」
岡部「ラボ、メン……」
52:1
2018/06/04(月) 19:42:18.26 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「きっとあるはずなんだ」
鈴羽は勇敢にも、沈黙を自ら破った。
53:1
2018/06/04(月) 19:42:51.89 ID:oMtdo1oj0
岡部「必ずあるはずだ!紅莉栖を愛したまま、世界を継続させる方法が!」
岡部「諦めてはいけないのだ。何度も、やってきたはずだ!未来を変えるのに一番大切なことは諦めないことだというのに……俺は絶望に打ちのめされていた!」
54:1
2018/06/04(月) 19:44:18.92 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「でも具体的にはどうすればいいのかな……」
岡部「ふむ……鈴羽よ」
55:1
2018/06/04(月) 19:45:25.38 ID:oMtdo1oj0
現在――――
鈴羽「じゃあおじさん、あたしはもう一度確実に未来にいけるように、なんとかタイムマシンを弄くってみるよ。おじさんはラボで父さん、に……」
56:1
2018/06/04(月) 19:46:16.89 ID:oMtdo1oj0
ラボ――――
ドアを開けると、キーボードのカタカタという音が聞こえた。
57:1
2018/06/04(月) 19:46:45.06 ID:oMtdo1oj0
ダル「う、嘘ってなんだお!?言いがかりにも程がある件について!謝罪と賠償を要求する!」
岡部「ダル……お前は俺に聞きたいことがあるはずだ。俺に話して、確かめたいことがあるはずだ」
58:1
2018/06/04(月) 19:49:27.92 ID:oMtdo1oj0
ダル「どうして思い出させるんだ!!オカリンが夢だって言ったから夢だ夢だって思おうとしてるのにっ!!そんなことあるはずがない!!全部悪い夢なんだって思おうとしてるのに」
ダル「な、なのに…………なのに…………」
59:1
2018/06/04(月) 19:55:25.88 ID:oMtdo1oj0
岡部「ダル、大丈夫だ」
岡部「この世界線の鈴羽は、自殺などしていない」
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