まゆり「トゥットゥルー!」岡部「・・・え?」
1- 20
51:
2018/06/04(月) 19:41:42.90 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「あたしはその時凄く小さかったけど、その記憶だけにははっきり覚えてる……父さんと母さんが笑ってて、周りにも人がいたんだ。多分ラボメンの皆だと思う」


岡部「ラボ、メン……」


鈴羽「でもだんだん、おかしくなっていったんだ……、だんだん、おかしく、なっていった」


鈴羽「ちがうよおじさん……こんなの、おじさんが望んだ未来じゃない。おじさんはディストピアを作るためなんかに、世界線を行き来してきたんじゃない」


鈴羽「みんなが笑って…………」


岡部「鈴羽……」


それから沈黙の時間が、何分か流れた。

鈴羽が鼻をすする音を聞くたびに、俺の中の頑なになっていた何かが、熱く溶けていく気がした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
342Res/225.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice