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2018/06/04(月) 19:44:18.92 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「でも具体的にはどうすればいいのかな……」
岡部「ふむ……鈴羽よ」
鈴羽「何?オカリンおじさん」
岡部「共に戦うとは言ったものの、やはり俺たち二人では限界があると思うのだが」
鈴羽「えー?ひどいなぁ……って言いたいところだけど確かにそうだね」
岡部「残念ながらお前と俺の脳味噌では打開策に限界がある。ならば……我がラボのブレインを使うしかあるまい?」
鈴羽「……父さんに全てを話すってこと?」
岡部「そうだ。こうなった以上なりふり構ってられんからな。おそらくダルも、リーディングシュタイナーの発動によって深刻な状態が続いているはずだ」
――――それでも未来の俺は、言わなかったのか。
仲間が記憶に侵され、苦しんでいることを知っていながら。
いや。
奴には奴なりの配慮があったのだろう。
記憶を真実として理解させたらもっと仲間を苦しめることになる、と。
だがそれでは――――、未来は変わらないんだ。
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