33:1
2018/06/04(月) 18:18:45.33 ID:oMtdo1oj0
震える足で車を降り、ラジ館の階段を上る。
間違いない。
34:1
2018/06/04(月) 18:30:46.42 ID:oMtdo1oj0
岡部「・・・」
岡部「何を・・・何を言っている・・?」
35:1
2018/06/04(月) 18:33:31.40 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「結論から言う」
鈴羽「未来ではディストピアが形成された。自由が無くなった」
36:1
2018/06/04(月) 18:48:20.96 ID:oMtdo1oj0
岡部「そんなばかなことがあるものか! 俺がディストピアを形成するなんて、そんなことが」
鈴羽「おじさん。私たちはこれから、過去のある期間へ跳ぶの。なぜなら、その期間こそが、すべてを狂わしている原因だから」
37:1
2018/06/04(月) 18:49:27.52 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「そしてあたしが過去へ跳んだ。もう完全にリーディングシュタイナーを発現してた二人は、原因もわかっていたんだ」
岡部「やはりあいつらは・・・すべてを思い出すのか・・・?」
鈴羽「そうならないようにするんだよ!オカリンおじさん!!」
38:1
2018/06/04(月) 19:01:05.31 ID:oMtdo1oj0
岡部「ふ、フゥーーハッハッハ!!この鳳凰院きょう・・・」
鈴羽「それ」
39:1
2018/06/04(月) 19:04:00.68 ID:oMtdo1oj0
10月14日、アメリカ――
鈴羽「おじさん! まずは原因を掴むために、色々なところを調べてみて」
おう
40:1
2018/06/04(月) 19:10:21.50 ID:oMtdo1oj0
五分前、タイムマシン移動中――
鈴羽『椎名まゆりは、岡部倫太郎のことを深く愛していたの。どういうかたちであれ、ね』
41:1
2018/06/04(月) 19:11:56.14 ID:oMtdo1oj0
鈴羽『おじさんがとられてしまう。でも自分には紅莉栖さんに勝るものは何一つない。そう思った椎名まゆりが無意識に引き出したもの……それが』
岡部『別の世界線の、記憶……』
42:1
2018/06/04(月) 19:12:47.08 ID:oMtdo1oj0
岡部『それが、まゆりか』
鈴羽は黙って頷いた。
43:1
2018/06/04(月) 19:13:19.34 ID:oMtdo1oj0
鈴羽『椎名まゆりが元々記憶を引き出しやすい体質であったこと。強いリーディングシュタイナーを持つおじさんが常にそばにいたこと。この二つが、おじさんの発表によってお互いに強く作用したんだ』
鈴羽『おじさんだけならラボメンのみんなも、別の世界線の記憶は《夢かな》くらいで済むんだけど、椎名まゆりのリーディングシュタイナーは強力すぎる』
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